MIDI形式(.mid)の音楽ファイルを聞くために

Windowsには最初から
Microsoft GS Wavetable SW Synthというソフトシンセが搭載されていて、
新たに音源を導入しなくてもMIDIを鳴らすことが出来ます。
が、これを使ってDTMをする人はほとんどいません。
なぜなら
音が悪すぎるからです。
Windows Vista以降、プログラムが明示的にMIDIドライバを指定しない場合、
この音源以外を使用することができなりました。
そこで、PCで外部音源のように美しい音色でMidiファイルを再生するためには
いろいろなソフトや外部機器を使わなくてはいけません。
私が普段使用しているものは以下のとおりです。(PCを買い換えるたびに忘れるため、メモ)
プレイヤーとドライバー
TiMidity++ (TiMidity-CVS070310_setup_JPN.exe)
TiMidity++遠士朗初期設定版TiMidity++専用のドライバー付きMIDIプレイヤー。
きれいな音源がついててプレイヤーもついてるお勧めのもの。
VirtualMIDISynthMIDI ツール上で
サウンドフォント(.sf2)を使えるようにするフリーソフト。
(簡単に言うと、プレイヤーがゲームハード本体、
Midファイルがカセット・ディスク・ソフト、
サウンドフォントが音源やグラフィックを左右するディスプレイ又はオーディオみたいなかんじ)ネット上で入手した任意のサウンドフォントを、各種MIDI ツール上で
音源として使えるようにしてくれるサウンドフォント対応化ツール。
いろいろなサウンドフォントの組み合わせが可能。
MidRadio PlayerMIDIやMP3などの音楽ファイルを再生可能なヤマハオリジナルソフトウェア(フリーウェア)
高品位なソフト音源を内蔵しているので、パソコンだけでリアルなサウンドのMIDIの再生を楽しめます。
フリーのYAMAHA SXG音源をVSTプラグイン化して利用する方法上記の音源を他のソフトで使えるようにする方法がわかりやすく解説されています
お気に入りのサウンドフォント
SGM-V2.01.sf2一通りの楽器が全部入ってる大容量のサウンドフォント。
SGM 2.01 : 247MB
Fluid R3 GM大容量のサウンドフォント。Fluid R3 GM : 148MB
Fluid R3 GS : 3MB
Gold DrumsドラムセットのみDMG-CPU1.5.SF2ゲームボーイ音源をサンプリングして、つくられたピコピコのサウンドフォント。
Timidity++ Driver 参考TiMidity++プレイヤーとセットになっている高性能サウンドフォント
他のソフトで使うにはちょっとコツがいるが、他よりも優れた音源
Timidity++ドライバはvista以降のOSに導入すると動作が不安定になることが多く、
出力先の所に表示されないといった現象がよくあり、自分も良く泣かされました。
この問題は、「TiMidity BW版」を導入すれば解決しました。
導入方法は、「羽根のあるところ」さんのサイトの「TiMidity bw版公開ページ」のページから、
最新版の32bit版のtimidityをダウンロード。(OSが64bitでも32bit版をダウンロード)
次に解凍したフォルダを開き「timidity driver」のフォルダ内にある
「timiditydrv.dll」を使用して、既存のドライバを上書きします。
既存のドライバはOSが32bitの場合は「C:\windows\System32」、
64bitの場合は「C:\windows\SysWOW64」にある「timiditydrv.dll」です。
このフォルダ内にダウンロードした「timiditydrv.dll」を入れて上書きすると完了。おまけ: 圧縮されたSoundFontファイルを解凍する
SoundFontファイル(.sf2)は独自の圧縮ソフトで圧縮されていることがあるので
解凍ソフトを使って解凍しなくてはいけない場合がある。
圧縮ファイルの拡張子: .sfpack SFPACK.EXE
インストール後、圧縮ファイルのダブルクリックのみで解凍可能
圧縮ファイルの拡張子: .tar.gz Lhaplus
20種以上の圧縮形式に対応したDLL不要の圧縮・解凍ソフト
あなたに合った良きDTMライフを♪